IVS2024に参加
今年は珍しくIVSin京都に参加。
この手のカンファレンスはクライアントワークや出資先絡みで数年に1回参加する程度で、自らは参加しないのだが。今回は縁あって出席。
ちなみに昨年は、オムロンさんのシンクタンク主催のワークショップin比叡山に参加した後に下山したら、IVS後のみなさまと鉢合わせて合流して徘徊していました。
色々見聞きしたので、備忘録を。
▼移動の足
この時期の京都は梅雨&修学旅行の谷間で若干落ち着くとはいえ、タクシーはなかなか捕まらない。猛暑にて「ちょっとなら歩いちゃおう」が通用しない。到着後の往路は知人の送迎車に便乗させてもらったが、その後はちょっと工夫が必要でした。あちこち移動するなら個人タクシー手配が正解か。
▼一次情報
言わずもがなだが、イベントは、楽屋やオフトークでの一次情報収集に価値あり。人間関係やとある事実に対する見解やスタンスの確認には最適。某記事での発言の真意とか、とある番組における自身への言及の受け止め、とある業界の動きに対するスタンスをヒアリングするなど。
▼政治と業界
今回は映像出演も含めて、若干政党の偏りありながらも政治家の登壇多し。昨今の政策の方向性や、それに対する業界の受け止めを表している。他方、「近さ」を手放しで喜べないし、パフォーマンスの場となる部分は割り引いて解釈しないと。霞ヶ関の政策広報の側面は、ここまでの積み重ねからしてもっとやっていただきたい。
▼宇宙と防衛と貧困
今回興味深かったのは、宇宙&防衛産業が、DeepTechを中心とした技術の応用範囲としてしっかり語られるセッションが複数存在した点。各産業において、各省がそれなりに技術振興(もっと深刻かもしれない)に予算を充てている一方、プレイヤーが少ない。ビジネスとしての参入リスクは高いが、このままだと海外技術への依存度が高まり、安全保障観点での懸念もある、、など。
藤井さん、ガイドありがとうございました。
また、ソーシャル文脈で、貧困に対峙するセッションもあり、本イベントの幅広さ(もしくは何でもあり感)を感じる。
▼PR界隈
PRパーソンが集まるセッションに参加。かつてはこの手のカンファレンスに広報関係者が参加する機会は少なかったはずで、こんなセッションが成り立つのは、これまた本イベントの幅広さを表しているなぁ。
内容はさておき、同窓会的な楽しさと、新しい出会いと、「結局こーいうお題になるのね」感に気づきを得るなど。
▼総論
と、さまざま書きましたが、運営の様子も各セッションの内容もさまざまな出会いも、よいインプットの機会となりました。
ありがとうございました。