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「ビビビ。」の物語が一冊の本に。舞台裏まで赤裸々に綴られた挑戦の記録〜それを踏まえて自分なりの振り返りを

「いつかこのストーリーは本になるだろうな」と思っていたら、本当にそうなりました。しかも、想像以上にディテールまで記録されていて驚きの仕上がりです。

クラフトビールバー「ビビビ。」の立ち上げから現在に至るまでの物語が、一冊の本としてまとめられました。書き手は、共同経営者の友清さん。記念すべき20冊目の著書とのこと。これはさすがの筆力です。

書籍を通じてこの怒涛の2年弱を振り返りつつ、「今、ビビビ。をどう捉えているか」を記しておこうと思います。

書籍の詳細や見どころはこちらのLPから

書籍の概要や見どころはこちらのLPにまとまっております。
LP内には、書籍の見どころを紹介した画像も掲載されています。ぜひチェックしてみてください!


ドタバタ立ち上げからの、今なお続くスピード感。

オープン前に慌ただしく施行が進む様子

前述の通り、書籍では「ビビビ。」がどのようにオープンに至ったのか、準備段階の苦労、開店後の運営の試行錯誤まで、赤裸々に描かれています。ここまで細かくメモを取っていたのか…と驚かされるほど。さすが。

「立ち上げるしかなかった」とはいえ、短期間に突っ走ってきたことが思い返されますし、実は今も変わらず似たようなスピード感で色々やっているなぁ、とも。

ちなみに、書かれていない「日比谷視点の立ち上げストーリー」もいろいろありまして。発信を意識したnoteの運用、店舗に頼らないマーケティング活動、積極的なイベント誘致などなど。そのあたりは、また別の機会にでも。


ビビビ。は、“名刺”になった

ビビビ。きっかけで懇意になったt0ki藤原さんたちとドメーヌ・ショオで苗植え

日本各地に足を運んだ際に「広報の専門家です」「自治体のPR支援をしています」と自己紹介しても、なかなかピンと来てもらえないことが多かったんです。でも、「日本各地のクラフトビールの作り手を訪ね歩いています」と話すと、途端に会話が弾むようになりました。ビビビ。は、そんな僕の“名刺代わり”の存在になっています。

また、ビビビ。で「地域の作り手とつながり、その背景にあるストーリーを発信する」という活動を続けるなかで、広報やマーケティングの仕事にも新たな視点が加わりました。支援する立場にとどまらず、自分自身が“場を持って事業をする”ことでしか得られない実感や気づきがありますな。


庭であり、実験の場でもある

そして、ビビビ。は、僕にとって自分の庭であり、マイプロジェクトであり、ショーケースであり、実験と集いの場でもあります。もともと、前身となるレコードバーがあり、そこでの成功体験ややれなかったこと、反省などがカタチを変えて、今のスタイルに反映されております。

レコードバーの様子。とにかく暗い。

居心地の良い庭やサロンであることを超えて、この場を通じて、さまざまな仕掛けや実験を行ったり、新しい人と出会い仕掛ける場になっていけば良いなと思っております。

ちなみにレコードバーの立ち上げからクローズまでの経緯はこちらのブログに詳しく書いてあります。

あの頃やり残した“余白”があったからこそ、今の「ちょっと引いて仕掛ける」スタンスが生まれたと言ってもいいかもしれないなぁ。


広報もちゃんとやってます

出版にあたっては、ビビビ。関係者のネットワークを活かして、勝手広報チームも組成しました。新年度ということもあり、公私共にイベントが立て込んだり、仕事の山場と被ったりで、理想通りの活動とは言い切れませんが、それでも一歩ずつ、コツコツと進めております。

プレスリリース作ったり、書籍の公式LP用意したり、イベント仕込んだりなどなど。アウトリーチはやり切れてるとは言えんなぁ。あと一息かな。うむ。

6月には下北沢B&Bでイベントも予定していますので、ぜひ遊びにきてくださいな。


ビビビ。は「仕掛けの場」でもある

実験的に自作したネオン。その後一年越しで正式なモノがオーダーされた。

今回の書籍は、その「一つの成果物」ではあるけれど、あくまでも立ち上がった過程が記されたものであって、もちろんゴールではありません。むしろ、これを弾みに、ビビビ。という場を通じて、もっといろんな仕掛けや実験を続けていきたいものです。


コラボアイデア募集中

ということで、しばらくはクラフトビールバーという場をベースに、何かを表現したり、人と繋がる“場”を活かしていろいろ仕掛けていきたいと考えています。

そして、何かアイデアを持っている方とのコラボや場所提供も積極的にやっていきたいところ。

「こんなことやってみたい」「ちょっと実験してみたい」という方、ぜひご提案ください。柔軟に場を提供します。

ご連絡お待ちしておりますです。