松谷創一郎×黒瀬陽平×中沢明子×日比谷尚武「メディア分析ラボ #20 『クィア・アイ』とセルフケア」
2019年12月13日
場所:Clipニホンバシ
第20回目のメディア分析ラボを開催。
前回からちょっと時間が空きましたが、、続編という感じですかね。
前回( https://kipples.jp/2019/05/31/post-6528/ )は、コンマリ中心の「Netflixと自己啓発コンテンツ」「片付けは自己啓発コンテンツのフック」的な展開でしたが、、今回は「クィア・アイ」にどっぷり焦点を当ててました。
日本で撮影された特別編が11月1日に公開されたので、もちろんしっかり全ストーリーを拝聴して臨みましたよ。
今回もハイコンテクスト大前提で、番組の解説などはほとんどせずに90分ぶっ通し。
例によって内容は公開しませんが、、アジェンダとして書き留めたメモを共有。話さなかった切り口もいくつかありますが、だいたいこんな感じかな。
- 制作の視点から。
- なぜ日本編なのか。
- ステレオタイプな「ニホン」。
- 字幕と翻訳の限界。
- 排除された対象。登場しない父親たち。
- 救う相手、救えない相手。
- セックスをどう扱うか。
【開催概要】
松谷創一郎×黒瀬陽平×中沢明子×日比谷尚武「メディア分析ラボ #20 『クィア・アイ』とセルフケア」」
■パネリストプロフィール
◯松谷 創一郎(まつたに そういちろう)
1974年生まれ、広島市出身。商業誌から社会学論文まで幅広く執筆。
得意分野は、カルチャー全般、流行や社会現象分析、社会調査、映画やマンガ、テレビなどコンテンツビジネス業界について。現在、『Nらじ』(NHKラジオ第1)にレギュラー出演中。著書に『ギャルと不思議ちゃん論』(2012年)、『SMAPはなぜ解散したのか』(2017年)、共著に『どこか〈問題化〉される若者たち』(2008年)、『文化社会学の視座』(2008年)等。社会情報学修士。武蔵大学非常勤講師。
Twitter:@TRiCKPuSH
◯黒瀬 陽平(くろせ ようへい)
1983年生まれ。美術家、美術批評家。〈ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校〉主任講師。
東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(美術)。
2010年から梅沢和木、藤城嘘らとともにアーティストグループ「カオス*ラウンジ」を結成し、展覧会やイベントなどをキュレーションしている。主なキュレーション作品に「破滅*ラウンジ」(2010年)、「キャラクラッシュ!」(2014年)、「カオス*ラウンジ新芸術祭2015『市街劇 怒りの日』」(2015年)、「TOKYO 2021 美術展「un/real engine – 慰霊のエンジニアリング -」(2019年)など。「瀬戸内国際芸術祭2016」にカオス*ラウンジとして参加。著書に『情報社会の情念』(NHK出版)。
Twitter:@kaichoo
◯中沢 明子(なかざわ あきこ)
1969年東京都生まれ。ライター、出版ディレクター。
女性誌、ビジネス誌など幅広い媒体でインタビュー、ルポルタージュ、書評を執筆。延べ2000人以上にインタビューし、雑誌批評にも定評がある。得意分野は消費、流行、小売、音楽。著書に『埼玉化する日本』(イーストプレス)、『それでも雑誌は不滅です! 』(朝日新聞出版)、共著に『遠足型消費の時代』(朝日新聞出版)、プロデュース本に『ケチケチ贅沢主義』(mucco/プレジデント社)、『深読みフェルメール』(朽木ゆり子+福岡伸一/朝日新聞出版)などがある。
■タイムテーブル
– 19:00 開場
– 19:30 開演
テーマ「『クィア・アイ』とセルフケア」
<パネリスト>
・ライター、リサーチャー 松谷創一郎
・美術家・美術批評家 黒瀬陽平氏
・ライター・出版ディレクター 中沢明子氏
<司会進行>
・Sansan名刺総研所長 日比谷尚武氏
▼イベント詳細