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15分で「広報戦略」は語れるのか? 4年ぶりにNEXs TOKYOの配信番組『Startup 15min Tips』でお話しました

先日、NEXs TOKYOの配信番組『Startup 15min Tips』にお邪魔してきました。 都内のスタートアップ支援拠点から発信されるこの番組。実は、私がここに登壇するのは4年ぶり2回目になります。

4年前にお話ししたのは、広報の「基本的な手法」や「マインドセット」についてでした。 あれから4年。世の中の環境も変わりましたし、私自身の関心事も少しずつ変化しています。最近はどうも「広報の基本」みたいな話ばかりしている気がして……今回はあえて少し視座を上げ、「広報戦略の考え方」というテーマを選んでみました。

15分という制約との戦い

ただ、引き受けてからハッと気づいたんですが、「広報戦略」というテーマを15分で語るというのは、冷静に考えると、かなり無謀な挑戦でした(笑)。

通常、戦略の話をするとなると、市場分析からターゲット選定、メッセージングの開発まで、本来なら数時間は必要なトピックです。それをたった15分に圧縮する。 下手に詰め込むと、誰の心にも残らない「情報の羅列」になってしまうリスクがありました。

そこで今回は、あれもこれもと欲張るのは潔く諦めました。 思い切って焦点を絞ったのは、「目的の設定」の一点です。

「手法」の前に「目的」を握る

番組では、最近『広報会議』への寄稿でも触れた「バルセロナ原則4.0」なども引き合いに出しながら、話を展開しました。

広報というと、どうしても「どうやってメディアに出るか」「SNSをどう運用するか」といったツールや手法(How)の話になりがちです。 でも、本当に大事なのは「そもそも何のためにやるのか(Why)」の解像度を上げること。

  • 誰の態度を変容させたいのか?
  • その結果、ビジネスにどういうインパクトを与えたいのか?

今回は、この「問い」を立てることの重要性に終始しました。 地味な話ですが、ここがブレていると、どんなに良い施策も徒労に終わってしまいますから。

なじみのチームがつくる心地よい「場」

内容としてはかなり概念的な話になってしまったので、視聴者の皆さんにどう届いたか少し不安もあったのですが……現場の空気に救われました。

モデレーターはおなじみの潤野さん。そして、スタッフの皆さんの念入りな準備。 15分番組なのに進行台本や事前の打ち合わせ、本番前のリハを丁寧にやって作り込んでるんですよね。おかげで、焦ることなく、ほどよく時間通りに、そしてリラックスして進めることができました。 こういう「場」の空気感をつくるのって、やはり最後は人の力であり、これもまたコミュニケーションですよね。真似しようと思いました。

振り返れば、「NEXs」な一年

振り返ってみると、今年はNEXs TOKYOの企画に携わる機会が多かったな、と。

会員向けのスナック企画に始まり、NEXs Fesへの参加、PR講座の講師、そして今回のラジオ。年内で4回目でしょうか。 NEXsのような、多様なプレイヤーが交錯するコミュニティに関わり続けることは、私にとっても大きな刺激になっています。

新しい技術や課題解決に挑むスタートアップの熱量に触れると、やはり自分も「変革者のとなりに」いたいと思いますし、どんな貢献ができるか考えさせられます。ありがたや。

なお、配信したコンテンツは二週間後(年末か年越してからですかね)にこちらでアーカイブ視聴できるようです! 以下から閲覧できるようです。

▶︎アーカイブ動画の視聴はこちらから!

https://www.youtube.com/@NEXsTokyo