アピリッツ(旧 KBMJ)上場について

本日、私が以前経営に関わっていたアピリッツ社(旧 KBMJ社)がJASDAQスタンダード市場に上場いたいました。

経営陣、社員、関係者のここまでの努力を讃え、ここまで各方面から支援いただいたみなさまに感謝したいと思います。

2000年の創業から約20年。私が関わったのは、社員10名程度だった2003年から、社員160人強まで急成長した2009年までの約6年でした。

インターネットブーム(UGCとかweb2.0、モバイルの時代云々とかいってた時代です)やOSSブームの波に乗り、当時の規模からしたらそれなりに大きな企業をお相手に、webソリューションにまつわる諸々の観点でご支援させていただいておりました。

今思い返せば、経営どころかマネジメントや営業すらロクな経験もなく、想い(思い込み!?)と勢いだけで事業や組織に向き合い、あちこちで衝突したりご迷惑をおかけしたりしながら、がむしゃらに突き進んでいた6年間でありました。

その節は、本当にみなさまにお世話になりましたし、諸先輩方や取引先、メンバーたちからはたくさんのお叱りや指導、突き上げ、激論などなどを経て、たくさんの学びをいただきました。当時の感情は、、達成感や満足感とは程遠く、至らなさやそれに伴う悔しさでもがいていた印象が強いのですが、、でも、思い返すと、あの時期が今の自分の大きな糧になっていると思います。(打たれ強さとか開き直り感も含めて😅)

深夜のiDCに籠もって陽が出るまでに完遂せねばとひたすらサーバを組み上げたり、システムトラブルで会食を中断して客先に急行しそのまま数日間軟禁状態のなか遠隔(当時は携帯くらいしかなかった)指示で現場に緊急対応を依頼したり、謝罪対応で涙を流しながら顧客と激論したり、某I社社長の無茶に抗議して出禁をくらったり、諸事情でトイレの壁を殴ったら拳を損傷したり、社員や幹部間の人間関係や組織内力学に吐きそうになったり、度重なる緊急経営会議だったりと、、、思い出していたらなかなかハードシングスが山盛り😅だったが、今になれば微笑ましい思い出の宝庫、ですな。

(この辺は、またいつかさしつかえない範囲で棚卸ししよう、っと。)

で、当時、組織を率いようとしてなかなか至らなかった思いの反動もあってか、その後は割とソロ、遊軍ゲリラ的に活動することを好んでおりました。

が、Sansanを卒業した後、ちょうど昨晩カンファレンスを終えた at Will Work など、複数のプロジェクトで「新しいチームのあり方」に挑戦する中で、、「新しいチームのあり方」を模索してみようかな、と思い始めております。

さて、次はどんな道を選ぼうかなぁ。。