苗を植え、ワインを飲み、語り合う。——新潟ワイナリーツアーの記録

先日、新潟の山あいに広がるぶどう畑で、苗を植え、ワインを飲み、夜は仲間と語り合う——そんな濃密な二日間を過ごしてきました。
その旅の記録です。
■ 仮眠と迎車と、道すがらのキャッチアップ
朝、東京駅から新幹線に乗り込むと、秒で仮眠モード。気づけば新潟。小一時間だったけど、意外と深く眠れて、体も頭もスッキリである。地方行きの移動は仮眠か読書、もしくは集中して臨まねばならん仕事に向かうのが常だが、毎度この時間が充実してよろしい。で、駅では迎えの車が少し遅れている様子。他に誰か来るのかと周りを見渡してみるが、車を待っているのはどうやら自分だけのようだ。
やってきた車のハンドルを握っていたのは、まさかの藤原くん。直々に迎えに来てくれるとはありがたい。車中ではさっそく今回のツアーの経緯やメンバー構成、直近の事業の話までキャッチアップ。(毎度のことだが、誘われたので時間を確保し足を運んだが、企画の背景はいっさい頭にはいっていなかったのだ)。伊勢角コラボの話題や、Tさんから打診されたジンづくりの話も持ち出してみたり。こういう移動時間の会話が有意義である。
■ 苗を植えながら、そっと流れに混ざる
今回伺ったのは小林さんが営むドメーヌショオ。現地に着くと、既にみんなは絶賛苗植え中。しかもまだ半分も終わってない。ほぼ初対面の人ばかりのところに後から入るのって、ちょっとドキドキしますよね。でも、気にせず作業の輪に加わってみた。

最初は見よう見まねで、慣れてきたころに「ちょっと休憩しよっか」の声。なんと振る舞われたのは、出来立てのワイン。外で汗かいた後に飲む冷えたグラス、最高でした。






その後は一気にペースアップして、足腰が疲れてきつつも作業に慣れてきたころに完遂!なんと合計7000本の苗を植え終えたらしい。みんな、いい顔してました。

■ カレーとワインと、初対面の距離感
お昼ごはんは、小林さんの奥様特製のスパイスカレー。これがまた絶品で。まかない?ワインもどんどん注がれるものだから、夜に会食があるとわかっていても、おかわりしてしまうわけです。


会話がはじまる




ゆるやかに会話が生まれ、少しずつ周りの方々と言葉を交わす。どんな人が、どんな思いで来ているのか、そんなことを感じながら過ごすランチの時間。
■ カーブドッチでの豪華見学ツアー
午後はカーブドッチへ。醸造責任者の草野さん自らのアテンドで、苗の説明から施設の歴史、地下の所蔵スペースまで全公開状態。大盤振る舞いのツアー、ありがとうございます。


ありがたや。



全部保管されている!

さらに、ビール醸造設備も見学。一時期眠っていた設備を草野さんが手直しして復活させたそう。試飲してみたら、これがワインに匹敵する美味しさ。思わず「ビビビで扱わせてください」と頼んでしまいました。



■ 夜の宴と、カードゲームと
夜の会場「だるま屋」に到着。早速カーブドッチのビールを開けてしまったのだけど、仮眠が足りずちょっと酔いがまわる。夕飯前にソファでダウン。

目が覚めたら、ちょうど夕食の準備が整っていたぞ。まずはみんなで乾杯。






みんなぐるっと自己紹介したのち、各テーブルでの歓談タイム。自分のテーブルには金融出身で佐渡で天領盃やってる加藤さんや盾野川の佐藤社長。大人なテーブルで酒業界の諸々について議論しながら会話を楽しみましたよ。



料理も最高。料理は新潟市内でフュージョン料理店「SAISON」を営む、地元出身の幼馴染同士、怜さん&陽介さんが提供。これが抜群に美味い。地元食材を徹底的に使った料理とお酒のペアリングが抜群でした。

その後、テーブルシャッフルとゲーム大会。子どもたちとカードゲームをする流れに。我が家もそうだけど、子どもと大人がフラットに遊ぶ文化があるって良いなと思いますです。結果的に大人同士の距離感を縮めてくれたりもするから不思議。
夜も更けて、24時過ぎまで雑談タイム。キャリアの話、スタートアップの苦労話、ビットバレー時代のことから昨今の地域の動向などなど。たくさん語らいました。
■ 朝の余白と、お土産探し
翌朝、目覚めたのは8時すぎ。起きてみると、みんなは既に朝食中で、自分がラストだったようだ。みなさま健全であるが、熟睡できたのはありがたい。お腹に優しい雑煮で朝ごはん。

その後、盾野川の佐藤さんの車で駅まで送ってもらう道中、メルカリ立野さんや門田さんと雑談。最後まで濃い交流が続くのであった。

お土産用のワインを購入し損ねてしまったので、ドメーヌ・ショーのミサトさんに連絡し、教えてもらった酒屋で無事にワインを購入。いざ東京に戻るのであった。
■ おわりに
ワインをきっかけに、土地に触れ、人に会い、物語を聴く。代えがたい時間でありました。しかも、飲んで食べて汗かきながら植えて笑って、、充実した旅でありました。
この数年、ビールブルワリー訪問の機会は多かったけど、ワイナリーをこんなにちゃんと見せてもらったのは初めてじゃないかな。これまた沼ですな。。次のワイナリー訪問企画があれば、また参加したい所存です。







