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「伝える」より「触れる」広報へ──日経「私見卓見」寄稿

今朝(12/11)の日経新聞朝刊、「私見卓見」コーナーに記事を掲載いただきました。

タイトルは『「伝える」より「触れる」広報へ』

この原稿が採用されたのは自分でも少し意外でして。

というのも、この記事の元となっているのは、ビジネス書や経営理論から引用したものではなく、とある映画の感想だったからです。

知人から紹介されて鑑賞した映画、『エゴイスト』。

そこで描かれていた、愛することとエゴイズムの境界線、そして「良かれと思って」やったことが相手を傷つけてしまうかもしれないという葛藤

観終えたあとの、あの胸がチクリとするような感覚が、ふと普段の仕事とリンクしたんですよね。

私たち広報やコミュニティに関わる人間は、つい相手を「Z世代」「地域住民」「顧客」といった具合にラベリングして、「わかりやすいメッセージ」を届けようとしがちです。

でも、実際の人間関係ってもっと複雑で、曖昧なものですよね。

「相手のため」と言いながら、実は「自分の満足(エゴ)」が先に立っていないか?

整えられた綺麗な言葉よりも、迷いや弱さをさらけ出す「触れる」コミュニケーションのほうが、今の時代には必要なんじゃないか?

そんな、ある種の内省的な問いかけを文章にしました。

広報やマーケティングの現場にいる方はもちろん、誰かと「関係性」を築こうとしている全ての方に読んでいただけたら嬉しいです。

皆さんは、相手のためにと思ってやったことが「ちょっとズレてたかも」と感じた経験、ないでしょうか。

▼日本経済新聞 電子版

▼元となったnote(comemo)はこちら

映画『エゴイスト』から考えた、広報における「共感」と「独りよがり」の話です。

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日比谷尚武

日比谷尚武(ひびや なおたけ)

合同会社kipples 代表 / PRコンサルタント

慶應SFC卒。Sansan株式会社などを経て2016年kipples設立。スタートアップから上場企業・行政機関まで、広報・P R戦略の立案から実行支援まで幅広く手がける。