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「ミーハーサミット2025」参加レポート:ミーハーとキャリアの幸福な関係を探る

先日、渋谷ヒカリエで開催された「ミーハーサミット2025」にファシリテーターとして参加しました。私が担当したセッションでは、「ミーハー」と「キャリア」という一見相反するテーマを掛け合わせ、著名人たちの実体験を通してその意外な共通点や可能性を探りました。


✅ イベント概要

まず、簡単にイベントの概要をご紹介します。

  • タイトル:「ミーハーサミット2025」
  • テーマ:ミーハーとキャリアのウェルビーイングな関係
  • 場所:渋谷ヒカリエ 8/COURT
  • 日時:2025年2月開催
  • 主催者:渋谷ヒカリエ

公式サイトはこちら → イベント詳細


💡 主催者・古川剛也さんの熱意に圧倒された!

サミット全体の様子を表したグラレコ!(by おとくちゃん

今回のサミットの仕掛け人は、「ミーハーの概念をアップデートしたい」「自分のミー活(ミーハー活動の略語)を正当化し、さらに進化させたい」という熱い思いを持つ、古川剛也さん

古川さんの情熱は、オリジナルTシャツの制作や、「ミーハーの日」を記念日として登録するほどの徹底ぶり。さらに、

  • ビジネスカンファレンスさながらのたてつけ
    • 登壇者・プロスタッフの布陣
    • 会場・機材の選定
    • グラフィックレコーディング(グラレコ)の手配
    • いくつもの関連コンテンツブースの設置(書籍、ミーハーグッズの展示&販売、占いコーナー等々)

これら全てに細部へのこだわりが感じられました。まさに「ミーハー」のエネルギーを、イベント全体に注ぎ込んだと言えるでしょう。


🎯 私が担当したセッション:「ミーハー×キャリア 〜有名人とミーハーのウェルビーイングな関係〜」

今回のセッションでは、スポーツ、メディア という異なるフィールドで活躍されている豪華ゲストをお迎えしました。


🏉 真壁伸弥さん(サントリーホールディングス株式会社 スポーツ事業部)

  • 元ラグビー日本代表、2015年ラグビーワールドカップにも出場。
  • 現在はサントリーの社員として東京サンゴリアスのパートナーシップ業務や、解説者、コミュニティを通じたウィスキーの販促など多岐にわたる活動を展開。

注目ポイント
・現役時代に「ミーハー層(ラグビー用語では”にわか”)」の応援を力に変えた経験
・ウィスキー/チーム の魅力を広める活動におけるファンとの関係性


🎥 矢野勝嗣さん(愛媛朝日テレビ 東京支社営業部部長)

  • 1996年、甲子園の「奇跡のバックホーム」で全国優勝を果たした松山商業高校のメンバー。
  • テレビ局の営業部門からキャスター、そして営業部長まで、異色のキャリアを歩む。

注目ポイント
・甲子園での「スター選手」としての経験とその影響
・テレビ局営業におけるミーハー層との関わり方


🏢 私(日比谷尚武)

  • kipples代表、PRやマーケティング、スタートアップ支援、さらにはクラフトビールバー「ビビビ。」の運営など多角的に活動。
  • 「ミーハー層の共感」を巻き込むマーケティングの重要性について語りました。

💡 セッションのハイライト

セッションの内容をまとめてくれたグラレコ(by おとくちゃん

1. 「ミーハー」をキャリアの追い風に変える方法

  • 真壁さんは、「ラグビー界のスター」として注目された経験を振り返り、「応援されることで、自分自身のモチベーションも上がった」と語りました。また、現在のウィスキーのプロモーションやチーム運営でも、熱心なファンとの交流が大きな刺激になっているそうです。

2. ミーハー層が「背中を押してくれる存在」

  • 矢野さんは甲子園の大舞台で活躍した結果、「ミーハー的な応援」に支えられた経験から、メディア業界での営業活動にもその応援の力を活かしてきました。「ファンの視点を理解してこそ、良い営業・番組作りができる」という視点は、剛也さんや参加者に刺さったようです。

3. ミーハー×ビジネスの共鳴

  • 私自身もスタートアップ支援やクラフトビールバー「ビビビ。」の運営を通じて、「ミーハー層の共感を得る仕掛け」の重要性を痛感しています。小さく始め、共感を呼び、ファンを巻き込むことで、事業の拡張性がぐっと広がるのではないか!?

🔥 ファシリテーターとしての振り返り

今回のセッションで感じたのは、「ミーハー=浅い」というステレオタイプが大きく変わりつつあるということです。
むしろ、今の時代においてミーハー層は、ブランドや個人のファンベースを支え、拡張させていく「変革の起爆剤」になるのかも!?


🎁 イベント参加者の声

セッション終了後、参加者からは次のような感想が寄せられました。

  • 「キャリアとミーハー層の関係なんて考えたことなかったけど、確かに応援されることで頑張れることってありますよね!」
  • 「自分も仕事の中で、ファンの視点をもっと意識してみようと思いました。」
  • 「ビジネスの場面でも、ミーハー的な感性が役立つことがあるんですね。」

ミーハーサミット2025は、「ミーハーの持つポジティブなパワー」を再発見する貴重な機会でした。
次回の「ミーハーサミット」で、また皆さんとお会いできることを楽しみにしています!