カンファレンスファクトリー主催セミナーに登壇 / コーラルキャピタル主催「アクアリウム🐟」について伺いました。

コーラルキャピタルが主催するカンファレンス「Startup Aquarium(アクアリウム)
」は、なぜあんなに熱狂を生むのか?仕掛け人の津田さんに、その舞台裏やこれまでの変遷、そして熱い思いを聞かせてもらいましたよ。

9月25日、有楽町TiBでの「カンファク」セミナーでご一緒しました。(主催のカンファレンスファクトリーは日比谷が役員を務めており、アクアリウムのデザインワークの一部を担当させてもらっています)
話を聞きながら「イベントって、やっぱり一朝一夕じゃないよなあ」と何度もうなずいていました。備忘も兼ねて、印象に残ったポイントを纏めておきます。
熱狂は、いきなりつくれない
「いきなりあのスケール、あの熱狂にはならないですよ」という一言がとても象徴的でした。
- 最初はもっと小さな規模から始める
- 仮説を置いてやってみて、終わったら振り返る
- そのPDCAを淡々と繰り返す
アクアリウムも“完成形”をいきなり描いたわけではなく、小さく始めて、毎回少しずつチューニングしてきた結果として今があるそうです。
この「まずは小さく始める」「アウトプットしながら学ぶ」スタンスは、自分がコミュニティやイベントをつくるときの感覚とも近くて、強い共感がありました。
先例と先輩から、とことん学ぶ
もう一つの鍵は「先例に学ぶ」「先輩に学ぶ」こと。
- 国内外のイベント事例をとにかくインプットする
- 「これは良い」と思った事例を、自分なりの選球眼でストックしておく
- その道の先行者を見つけて、フットワーク軽く会いに行く
本やウェブだけでなく、現場で動いてきた人の生の話を聞きに行く。
その中に、表には出てこない細かい“仕掛け”や、やってみて初めて分かる工夫がたくさんあるんですよね。
私自身の経験としても、うまくいっているイベント主催者に話を聞くと、「そこまでやるのか」というディテールが必ず出てきます。こういう積み重ねが、結果として「熱狂」につながっていくのだと思います。
プロを巻き込み、「好き」をエンジンにする
アクアリウムの世界観づくりには、デザイン、設営、映像など、その道のプロが多く関わっています。
- ロゴやビジュアルで、一発で「アクアリウムらしさ」が伝わる
- 会場の導線やサインで、参加者のストレスを減らす
- 映像や音で、会場全体の空気を一段引き上げる
こうした細部の積み重ねは、1人では到底カバーできません。
だからこそ、早めにプロを巻き込み、同じビジョンを共有しながらコミュニティのようなチームをつくっていく。ここにも「巻き込み」の重要性があります。
そのベースにあるのが、津田さん自身の「人と人をつなげるのが好き」という感覚。
好きなことをエンジンにしているからこそ、少々大変でも続けられるし、周りも「一緒にやろう」と自然に集まってくる。好きと仕事とコミュニティが、きれいに重なっている印象でした。
(ちなみに、当日の登壇衣装は津田さんも私も黒上下+短パンで、ほぼおそろい。こういうところにも勝手に親近感を覚えました)

領域外からもヒントを拾う
登壇後の雑談で印象的だったのが、「エンタメや飲食など、領域外からもかなり学んでいる」という話です。
- ライブやフェスの入場体験や待ち時間の工夫
- 飲食店の「滞在時間を心地よくする」仕掛け
- テーマパーク的な“非日常”のつくり方
こういうものを観察しながら、「これ、カンファレンスにも応用できるな」と持ち帰って試してみる。
スタートアップカンファレンスというより、「文化を編集する場」をつくっているような話に聞こえました。
イベントに限らず、広報やマーケでも「自分の領域の中だけで完結させない」ことは大事ですよね。領域外への越境が、新しい仕掛けや共感を生むきっかけになるのだと思います。
「貪欲さ」が熱狂の源泉
話を聞きながら、自分が日頃から意識していることと重なる点が多くて、勝手に親近感を覚えつつも、決定的に違うところもあるなと感じました。
それは、「もっと良くできるはず」「まだやれることがあるはず」と思い続ける貪欲さの度合いです。
細部までこだわり、何度も試し、他の領域からもヒントを持ち帰ってくる。その姿勢こそが、アクアリウムの熱狂を生み出している源なのだろうなと。
津田さん、貴重なお話をありがとうございました。
イベントにせよ、プロジェクトにせよ、外から見えるのは一日だけのアウトプットですが、その裏側にはコミュニティづくりや試行錯誤のプロセスがあります。
皆さんなら、自分の現場でどんな「熱狂の仕掛け」を試してみますか?
私も、今回津田さんに教わった内容を、自分の企画で応用してみようと思いました!







